医療機関の管理者の皆様へ医療機関の働きやすい環境に向けた勤務環境改善のために当センターをご活用ください
本センターでは、医療労務管理アドバイザー作成の「労務管理実務Q&A」を順次アップして参ります。医療機関の勤務環境改善に向けた取組みの推進にお役立てください。(Q.をクリックすると回答のA.が下部に表示されます。)
例えば、以下のようなものがあります。 ①労働時間管理の適正化・省力化 ・勤務管理ソフト、タイムカード、ICカード ・シフト表作成支援ソフト ②医師等の行う作業の省力化 ・書類作成時間の削減等に資する機器(音声入力ソフト等) ・バイタルデータの把握・管理機器 等 ・医療支援ピクトグラムシステム ③医師の診療行為の補助又は代替 ・AI問診 ・遠隔集中治療システム 等 ④遠隔医療の実現 ・オンライン診療システム ・遠隔画像診断システム ・見守り支援システム 等 ⑤チーム医療の推進 ・医師以外の医療従事者の業務量削減に資するICT機器等(患者の離床センター、見守り装置等) ・予診のためのシステム(通信機能付きバイタル測定機器やタブレット等を活用した予診システム等) ・Web会議システム ・SNS、グループチャット 等 ・医療支援ピクトグラムシステム ⑥その他 ・オンライン教育、オンライン学習 等
こちらの報告書と事例集が参考になります。
医療勤務環境改善マネジメントシステムとは、各医療機関等において、「医師、看護職、薬剤師、事務職員等の幅広い医療スタッフの協力の下、一連の過程を定めて継続的に行う自主的な勤務環境改善活動を促進することにより、快適な職場環境を形成し、医療スタッフの健康増進と安全確保を図るとともに、医療の質を高め、患者の安全と健康の確保に資すること」を目的として、各医療機関等のそれぞれの実態に合った形で、自主的に行われる任意の仕組みです。 各医療機関等にとって、経営的視点からも、また、「医療の質」向上の視点からも、自らのミッション(使命、存在意義)に基づき、ビジョン(いつまでにどうなっているか⦅「なりたい姿」「ありたい姿」⦆)の実現に向けて組織として発展していくことは非常に重要なテーマです。 そのために不可欠な取組の1つが、医療機関等に勤務する医療スタッフが働きやすい環境を整え、また、職能専門職の集団としての働きがいを高めるよう、「雇用の質」を向上させる取組です。「雇用の質」を向上させる勤務環境改善の取組により、医療スタッフを惹きつけられる施設となるだけでなく、「医療の質」の向上、及び患者満足度の向上へとつながります。
令和2年5月7日から同年12月31日までの間に新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置として、医師または助産師の指導により、休業が必要とされた妊娠中の女性労働者が取得できる有給の休暇制度(年次有給休暇を除き、年次有給休暇の賃金相当額の6割以上が支払われるものに限る)を整備し、当該有給休暇制度の内容を新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置の内容とあわせて労働者に周知した事業主であって、令和2年5月7日から令和3年1月31日までの間に当該休暇を合計して5日以上取得させた事業主に対して、対象労働者1人当たり有給休暇計5日以上20日未満:25万 *1事業所当たり20人まで以降20日ごとに15万円加算(上限額:100万円)が助成されます。申請期間は令和2年6月15日から令和3年3月1日までとなっております。 支給要件の詳細や具体的な手続、支給申請書のダウンロードはこちらから (https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11686.html)お願いします。